学校の電子計算機室(別棟でした)にあった最初に授業(Fortran)と、コンピューター愛好会に入会して当初に教えてもらった汎用中型コンピューターです。
Fortranは、たしかFORTRAN IVで、プログラムをパンチカードで1行単位に作成し、プログラムのパンチカードの前後に、JCL(ジョブコントロール)のカードを正しく並べて、カードリーダで読み込ませて、実行するという行為であったように記憶しています。
カードリーダとラインプリンタは、マシン室外にあったのですが、マシン室内には、一般学生が入れず、低学年のころは、マシン室内に入れるようになることにあこがれていました。
管理室もあり、管理している教官と技官の方には、在学中長きにわたって、お世話になり、私のプログラムに対するトラブルシューティングの基礎を作った場所だったと思います。コンパイラの冷たい英文のエラーメッセージをマニュアルで探しては、何が問題なのか推測するという今では考えられないような対応をじっくりする学生が、コンピューターに適性があると言われていたのは、間違いでなかったように思います。
また、フローチャートも作成せずに、いきなりコーディングした訳の分からないプログラムのデバックに、黙って説明を聞いてくれ、説明している本人がロジックや、コーディングミスを見つけるのに、よく付き合ってもらったように思います。
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